おひさしぶりです!
僕は今、所属するゼミの調査で北秋田市に来ています。昼は明るく夜は真っ暗というとても良い町です。
久しぶりの外泊で思い出を残したいというのもありますが、自分の何気ない1日を形にする機会と思い日記を書きます。
また、こんな時期ですので旅行に行ったような気分でゆっくり読んでいただけたらと思います。
日記開始
起床は7時。7時半に朝食なのですが、朝食が出ている部屋を見つけるところから1日がはじまりました。
調査というのはある川沿いの集落を上から下まで回るものなのですが、結構忙しく走り回ってます。
無事部屋も見つけ全員揃ったので、いただきます!
縁起悪く、箸が突然真っ二つになりました。元の木の数を1とするとその数は4です。この時、本日の安全運転を誓いました
そしてその直後に気づいたのですが、床の間の掛け軸が字めちゃくちゃ細かった上に意味不明でした。
ごちそうさまという間も無く着いたのは
マタギ資料館
秋田の山間部、阿仁といえば マタギ。オールドスタイルの猟師です。
ホテルから阿仁川を上流に、車で50キロほどでした。
館内に入ると、普通の館内です
!!
いました!
ヒグマのごんた君です!
めちゃくちゃでかい上に、くまくま園のツキノワグマ舎にいるハナコの「夫」らしいです。脇にだけ毛がありませんでした。
ふーん
、、、あれ?
近づいてみてみると、、、、
やっぱり!
アレに似ている!
そう!
2011年頃のサッポロ『アイスラガー』 のCM!
大黒摩季の「夏が来る」をバックにホッキョクグマがスカイダイビングするやつです。
最初に出て来るシャープのラジカセ超欲しい!
話をもどしまして。
視線を右にすると、、
テプラまみれのマッサージ機がありました。
その名も
明日香2というのはマシンの名称らしいです。
2台並んでて両方とも明日香-2だったので、明日香-1は!って困りました。
そんなアスカを見ていると、きになるものが。
なんでしょうか。検討もつきません。
これを見た時
「アスカが点字で助けを求めてる!」
と思いました。
早速、文字おこし。
- ゛ー゛(ヤレッ
- 「ルメヌフヌセヘクフラワ
- レミヱーロセ)ーーレミヰ
- ラユフユメ フハムミヤ
- ルリ゛ー
最初「ヤレッ」って出て来た時 ヒッ ってなりましたが、結局意味不明だったので安心。。。
早くマタギ資料館みたいですので入ります。
展示は本物の道具なのでアツいです。
猟師とか専門業の道具って、使い道が専門的でかっこいいですよね。
ちなみに最初に貼った「熊の男性」は熊のちんちんで、性病の薬として使っていたらしい。
マタギは動植物を薬にして様々な土地で売り歩いてたらしく、む昔の農民では珍しく広範囲の情報を得ていたようですよ。
狩猟コーナーなのでもちろん毛皮や剥製もたくさん。
Twitterにも貼りましたが、ズートピアみたいな写真が撮れたので、お気に入りです。
次に進みます
マタギって自然にめっちゃ依存する職業じゃないですか。
なので地域の信仰として「山神社」が多いです。
そんな山神社で祀られる山の神様なんですが、かなりの醜女らしい。
コンプレックスがあり、昔から女性が山に入るとなんたら、つまが出産した直後に男性が山に入るとなんたらとあります。
そこで!
ニュースでも報道されるお祭り/儀式が!
ブサイク代表としてオコゼが山の神に提出!
海にはもっとブサイクがいるってことで山の神様は機嫌が良くなるらしいです。
まず昔の人もオコゼは醜く思ってたってのがおもろいです。山の神は、心まで醜いのでしょうか。そんな
マタギ資料館面白いけど終わり!
次は川沿いから外れた山奥の集落へ行きます
車がないととてもいけない山奥に広い空間が広がっています(写真ナシ)
こちらの歴史について地元の方にお話を伺いましたが、古民家にめっちゃおもろい彫刻がありました
めっちゃハイテンション!!
玄関入って直でコレなんで最高の古民家でした。漆みたいな色の人の表情じゃない
しかも地元の方の話も面白く、サイコーなのはマスクを付けていなかったことです。
東京から来た8人を前に「ワクチンは2回打ったからOK。世間は過剰です」マインドの人が秋田にもいたことに驚きでした。
そのまま集落内を車で案内していただくことに。。
地元方の軽自動車について行きますが、怒涛の地元走りでどんどん山の中に入って行かれます。
自分の運転する車と先生の運転する車がいたのですが、レンタカーをに石や木をぶつけ林道を進みました。(やばすぎて写真ナシ)
頑張って粗めについていくと、前の地元軽も後ろの先生もいなくなりました。
のちほど先生からは 早すぎ・石を当てて進むな と、地元の方には もっと見せようと思ったけどあんたらにはムリだ・車大事にしすぎ と詰められました。
とりあえず広いところに到着
廃校にて、完全に休んでいる二宮像
壊れて直されず横に置いてあるだけですが、余生を楽しんでいるようで素敵です。
ゆっくり勉強してください。
この後もいろいろありましたが日付が変わったので日記をおしまいにします。
早く気軽に旅行に行けるようになるといいですね。
今回学んだのは、地元の店全然入れないということです。
パブなのはそこにあったからというだけで、ほとんどの飲食店に入れませんでした。秋田の田舎はチェーン店しか無理です。
日記なのでオチはないですが、ちょっと前に地層年代区分でチバニアンってはやったじゃないですか。由来が千葉みたいな。
そこで、第三紀にもう一つ「アキタニアン」ってのがあるんですよ。
でこれ語源が秋田じゃなくてフランスかどっかの地名でして。
僕これめっちゃ昔から人に言いたくて「チバニアンだけじゃなくてアキタニアンあるじゃん!」みたいな話を待ってるんですよ。
言えたら気持ちいいんだろなー!って。
でも誰もいってくれないどころかチバニアンすら忘れ去られようとしています。
もう待っても誰も言わないから、自分から言っちゃおうという話でした。
きもちぇーーーーー!
おやすみなさい!